久々野智小哲津さん-01         「好きな服を買ってとりあえずアチラさんにお願いしよう。プロの提案を期待して。」

1、好きな服を買って、とりあえずあちらさんにお願いしよう。プロの提案を期待して依頼。

アチラ よく来ていただきますけど、洋服は、かなり年間、買われるんですか。面白いもの、いつも持って来られる・・・。 

コテツさん 買います。洋服、買います。洋服が好きなのもあるんですけど、洋服好きのマニアの人に比べたら全然、詳しくないと思うんですけど。そもそも、消費活動が好きなんですよ。物が売ってる所に行くのが好きだし、買いまくるわけでもなかったりもするんですけど。こんなもの売ってんだなとか、これ面白いなっていう探索みたいなのが一番、好きなんです。 

アチラ 買った時の初期衝動がたまらなくいいっていう感じ? 

コテツさん そうです。服もそうなんですけど、高いのが好きとか、安いのが好きとか。雑貨とかも、高いのがいいとか、ヨーロッパのデザインの雑貨がいいっていうことに、こだわりは正直、自分はなくて。こんなふうな物、売ってるな。服でもインテリアでも、持ち物もそうです。これとこれ合わせると面白いなみたいな、パズル合わせみたいなのが楽しみなんで。もしかすると、本当の洋服好きの人に比べると、掘り下げ方は全然、浅いんですけど。服好きには見えると思うんですけど、消費全般、今日の僕の生活のパッチワークの1個としての服とかっていう意味では、今日、これ着て、こういう人と逢って、こういうおしゃべりをしてっていう意味合いとして、消費好き、トータルコーディネート好きみたいなところはあります。 

アチラ かなりお持ちだと思うんですけど。 

コテツさん 結構、服は買います。ちょこちょこ買います。 

アチラ そうですよね。コテツさんは頻繁にウチに来てくれるから、多分、直しも楽しんで着用されてるんだと思うんですよね。先ほどみたく、たくさん買う人って、家の中でそのまんま買ってそれっきりっていう方も多いんで。それから比べると、また異質で、本当に楽しんでらっしゃるんだなとは思います。着なくなるものって、どんどん出てくるじゃないですか。1年、袖通さないもの、2年、袖通さないものってあるじゃないですか。そういうのはどうされてるんですか。 

コテツさん 正直、洋服直しの、アチラさんとかに相談する前は結構、捨ててたんですよ。これ多分、洋服買う方、結構あると思うんですけど、購入するときはテンションが高くて、家帰ってみると、なぜかローテーションに入ってかない服ってあるじゃないですか。最初は、アチラさんとか関さんの、いわゆる、直しのお仕事で接点持たせてもらったというか依頼したのは、単純な丈詰めの話だったと思うんすよ。それが、アチラさんとかに相談すると、こうなったらこうシルエット変わりますよっていうことができるっていうふうに知ってから、洋服は着なくなったら、ただ捨てるっていうよりは、買っても正直、しっくりこなかったら、まず持ってきて相談するっていう。だから、洋服再生っちゃあ再生なんすよね。 

アチラ 今日のこのスーツとか、そうじゃなかったでしたっけ。パンツがかなり、いじりましたよね。 

コテツさん これも、まさにそうなんすけど。結局、洋服の活かし方っていうか。僕は正直、素人なんで、何が納得いってなかったかが分かんないですけど。ちょっとストリートっぽ過ぎて、めちゃくちゃバルーンみたいなパンツだったんすね。 

アチラ そうですよね。確か、太くて。 

コテツさん 太かったんすね。仕事の時も、あんまり格好が影響する仕事じゃないんですけど、とはいっても、めちゃ太かったんだけど、お店で試着した段階で、アチラさんに相談だなっていうことを前提に。 

アチラ うれしいですね。 

コテツさん そのままだと履かないぞと思って。でも、洋服売ってた店員さんには言わずに買って、裾も長いし、たまりもできてっていうのがあったんで。買って多分、翌週ぐらいに持ってきて、丈と太さと、これは多分、アチラさんの腕だと思うんすけど。素人だから、どこから細くしたらいいかが全然、分かんないんですよ。そういうのって分かんないじゃないですか。 

アチラ そうですね。 

コテツさん いろいろ、ピン打ってもらって、多分、丈もちょうど踝にかかるぐらいにしてもらって。ビジネスだけど、ちょっと遊んでる感じもあって。なので、この辺は僕の中では再生っていうか。多分、そのまんまだったら絶対、履かなくなります、あれは。買う時はテンション上がってるんで、柄の良さで。なので、まさに再生っていうか。あげるか捨てるかしてたりとかすること結構、多かったんで。肩幅詰めてもらったり、着なくなったら相談に持ってくるっていう流れに、自分はなってますね。

アチラ まさに、ウチが今、目指してるところではありますよね。そういうお客さまの、ちょっとしたきっかけづくりにができるようなお店になればなっていうのはありますんで。 

コテツさん 最初は、それ、分からないわけじゃないですか。太さを調整したら気に入るかどうかも分からないんですよ。知識がなくて。アチラさんとか関さんのとこに持ち込んで、相談して分かってきたんすけど、消耗品にするのは、もったいないですよね、洋服って。取りあえず、プロに相談したほうがいいんじゃないかっていうか。それは思います。マジな話で。なので、自分は結末、決まってなくても持ってきてるんで。 

アチラ 本当、そうですね。 

コテツさん 柄が気に入るか、どれか一つ、サイズが合わなくても一旦、着てみたいって衝動があれば、あとは。 

アチラ ですよね。いつも面白いもの持ってきてもらえるんで。 

コテツさん 変わったの持ってて。 

アチラ 僕としても興味津々ですもん。こういうのなんですねみたいな。

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